ナエ 土屋染色工房 NAE surface printing factory



2014秋色” 型染ワークショップのお知らせ
2014年11月22日(土)〜24日(月)の開講内容

講習初日(11月22日(土)の様子)

・今回、早い段階で3名になりましたので募集を停止しましたが、御一人都合が悪くなって2名の講座となりました。
 デザインについては加さんは事前にデータをお送りいただいていましたが、変更となってレイアウトから始めました。
 吉さんは、お送りいただいたデザインで、「雪景色」のイメージ。大きさの検討からになりました。
 染の概要、作業工程などお話しました。
・加さん
 のれん。 地染型
 技法:顔料の差し分け、シリアスの引き染
1 ・吉さん
 自作帯地。地白型
 技法:顔料差し
・加さんは椿柄になります。柄の下描きを白紙に描きます。    ・吉さんは雪の結晶をモチーフにしてレイアウトします。
加 1 吉
・型に写せるように黒太にしています。   ・大きさを変えたり、柄を変化させて配置します。
加 1
加 1 吉
・小幅綿生地を精練します。湯につけてしばらく置きます。   ・デザインが決まりました。
加 1 吉
・太く描けました。   ・型に写します。
加 1 吉
・型に写し、型彫り開始です。   ・型彫り開始。
加 1 吉
加 1 吉
・型が彫れて、紗貼りします。   ・地白なのでつなぎを残しています。型が彫れて紗貼りします。
加 1 吉
加 1 吉
加 1 吉
・のれんの片面に糊置きしました。   ・つなぎを取ります。
加 1
・肩を洗いやすいように糊を取っています。   ・型付けの練習をしています。
1 吉


講習二日目(11月23日(日)の様子)


・裏からの型付け、色差しと進みます。    ・型付け、色差しです。
・加さん
 技法:型付け、顔料差し、伏せ糊まで
  ・吉さん
 技法:型付け、顔料差し、ぼかしまで。和紙カード作成
・裏から型付けしました。   ・帯の型付けです。
加 1 吉
・晴れていますので外で乾燥します。   ・腹太鼓で型の向きを変えました。
加 1 吉
・顔料差し開始。   ・外で乾燥中。
加 1 吉
・顔料はからして差して下さいね。裏表差します。   ・顔料の調整をしています。
加 1 吉
・斑入りの椿は差し残しています。   ・色差しです。
加 1 吉
・椿の差しが終了です。   ・白を加えてパステル調にしました。
加 1
・葉の色差し。   ・バランスよく塗り分けます。
加 1 吉
・色を変えて葉を差します。   ・ぼかします。
加 1 吉
・色のバランスを見ながら差します。   ・捺染手拭いのデザインです。
1 吉
・色差し部分を伏せ糊します。   ・型彫り。
加 1 吉
・伏せ糊が終わりました。   ・紗貼りが済みました。
加 1 吉


講習三日目(11月24日(月)の様子)

・引き染め、蒸し、水元と進めます。
・加さん
 技法:地色を引いて蒸し水元まで カード作成
  ・吉さん
 技法:引き染め、色止め、水元まで 手拭いの捺染
・地色を両面引き染します。   返しの引き染め。蒸し。
加 1
加 1 吉
・乾燥、蒸しの時間にカードを作成します。   ・蒸しが済んで水元します。
加   吉
加   吉
加  
・水元して後差ししました。   ・巾だし伸子を掛けます。
加   吉
・蒸しです。   ・手拭いの捺染糊型付け。
加 1
・蒸しが済んで、水元します。   ・しごいて、蒸し。糊写り防止のための新聞紙を取っています。
加 1
・張り手に貼って乾燥中。   ・水元します。
加 1 吉
・のれんに仕立てます。   ・手拭いが完成。
加 1 吉


・きれいに完成しました。
加さん
 
吉さん
・素材:40センチ小幅木綿2布のれん
・染料:顔料、直接染料
・技法:線彫り型 差し、伏せ糊と引き染。
  ・素材:自作帯地
・染料:顔料
・技法:色差し、ぼかし、酸性染料引き染。


  吉

*加さん、吉さん、ありがとうございました。
天気に恵まれました。共にキレイに完成でうれしいです。

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