ナエ 土屋染色工房 NAE surface printing factory



2014” 型染ワークショップのお知らせ
2014年5月3日(土)〜5日(月)の開講内容

講習初日(5月3日(土)の様子)

・デザインについては宮さんは事前にデータをお送りいただいていて、そのままの図柄で染めることにしました。
 松さんは、当日のデザイン検討で、「流れ」のイメージを表現したいとのこと。下絵を描いていただきました。
・宮さん
 手拭い。 地白型
 技法:染料の差し分け、引き染
1 ・松さん
 広幅。筒描き、引き染
 技法:染料差し
・各自のデザインです。宮さんはしっかり柄になっています。   ・松さんは流れをエスキースします。
宮 1 松
・宮さん:柄を型に写します。リピート部分の柄を作ります。    ・松さん:イメージを固めます。
宮 1 松
宮 1
・宮さん:リピートが完成。   ・松さん:広幅生地を精練します。
宮 1 松
・型にリピート部分を写します。   ・エスキースを元に、新聞紙に下描きします。
宮 1 松
・型を彫り始めます。   ・下描き、終了。
宮 1 松
・気持ちを入れながら彫ります。   ・精錬後よく水洗いして乾燥した生地を下描きに載せます。
宮 1 松
宮 1 松
・型彫り半分が持ち帰り作業となりました。   ・↑防染糊を水で延ばします。
・下絵を青花で描いて、細い筒で糊を置いて行きます。
宮 1 松
宮 1 松
・初日、染の概要、作業工程などお話しました。


講習二日目(5月4日(日)の様子)


・紗貼り、型付けと進みます。    ・筒描きが済んで地色の引き染となります。
・宮さん
 技法:紗貼り、型付け、地入れ、差し、伏せ糊まで
  ・松さん
 技法:筒描き、地入れ、引き染まで
・型が彫れて、紗貼りします。   ・筒描きの続きです。
宮 1 松
・紗の目詰まりを点検。裏からつなぎを取ります。   ・下描きに捕らわれず、自由に描きましょう。
宮 1 松
宮 1 松
・糊置きの練習。ヘラで糊を延ばします。   ・糊の乾燥中。
宮 1 松
・型紙での糊置き練習です。   ・布海苔で地入れします。
宮 1 松
・手拭い生地に端布を付けます。   ・地入れの乾燥中。
宮 1 松
・1枚目、型付けが済んで地入れします。   ・シリアスの染液を引き染します。
宮 1 松
・2枚目の型付け。少し慣れましたか?  

・差し刷毛で少しずつ描いて行きます。

宮 1 松
・伸子を張り、地入れはせずに、乾燥します。   ・描き進めます。
宮 1 松
・地入れ布、シリアスの染液を差して行きます。   ・両側を濃くします。
宮 1 松
・地入れ無し布、染料にガム糊を入れて差します。   ・流れを意識して下さいね。
宮 1 松
・1枚目、差したところを伏せ糊します。   ・だいぶ色を載せました。
1 松


講習三日目(5月5日(月)の様子)

・ぼかし、色止め、水元と進めます。
・Tさん
 技法:差し進め、地色を引いて蒸し水元まで
  ・Rさん
 技法:筒描き、ぼかし、色止め、水元まで
・地色を引き染します。   ・差し重ねます。
宮 1 松
宮 1 松
・ボカシ、黒を入れます。   ・全体を見ながら調子を付けます。
宮 1 松
・シリアス染料を順に二人で作っています。
・ガム糊版を差します。ボカシまで進めます。   ・黒を少し入れています。
宮 1 松
・地入れ布の蒸し準備です。   ・ボカシ、終了します。
宮「 1 松
・蒸しが済んで、水元します。   ・糸吊りの作業。
宮 1 松
・水元後に、ボーダーのボカシを入れます。   ・蒸し器に入りました。
宮 1 松
・ガム海苔布、フィックスを両面塗って、色止めし、水元します。   ・水元です。
宮 1 松
・2枚出来上がりました。   ・よく濯ぎ、色止めします。
宮 1 松


・きれいに完成しました。
宮さん
 
松さん
・素材:40センチ小幅木綿
・染料:直接染料
・技法:地白型 差しと引き染。
  ・素材:120センチ広幅木綿
・染料:直接染料
・技法:筒描き、引き染、ボカシ。
・緑の色味が違う、染め方も違う2枚の手拭いが完成です。

宮


 

*宮さん、松さん、ありがとうございました。
毎日良い天気で作業も進みました。共にキレイに完成でうれしいです。

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