型付け |
用具と材料 |
型付けの方法 |
・張り手に布をかける。型付け板に布目が真っすぐになるように張る。
・水に浸けた型紙を取り出し,タオルなどで水気をよく取る。
・縁場を折り曲げ,縁場を立たせる。
・型紙を所定の位置に置く。
・左手で軽く型紙を押え,ヘラで糊を伸ばしていく。
(糊の厚さは,布の種類や使用する染料で違う)
・型紙をゆっくり持ち上げる。片方の縁場は必ずしっかりと押さえておくこと。
・模様がきちっと会うように,型紙を次の所に置く。
・型付けが全部終ったら,布を持ち上げ,伸子をかける。
顔料色差し |
樹脂顔料(ピグメントレジンカラー)の使い方 |
材料 |
工程 |
・顔料は乳鉢などで良く練る。バインダー等は,水で約3倍に薄める。
・練った顔料にバインダーを少しづつ入れ,また良く練る。
・顔料の色に深みやくすみをつけるため,樹脂顔料を入れ,好みの色を作る。
・淡い色や,顔料にない色を作る場合は,樹脂顔料だけを使用。
・色を薄めるには,バインダーSLN・ハイプレンを入れる。
・生地によりしみやすい布としみにくい布があり,しみやすい布の場合,好みの色が出
来た段階で,布の端に試し塗りをして,しみ具合をみる。
もし,しみた場合には,しみなくなるまで滲み止めを入れる。
・バインダーDで刷り込みをする場合,バインダーは水で薄めずに使用する。
・顔料を溶く時に,豆汁は使わない。豆を使用しないため,保存が出来る。
・アイロンで仕上げる。(表裏をていねいにゆっくりかけて下さい)
一週間程,陽の当たる所などで良く乾燥させても良い。
・水元は出来るだけ丁寧に,あまりふり洗いをせず,糊の浮くまで待ってからにする。
・脱水機にかけて良いが,きれいにたたみ,15~20秒程にする。
・張手に架け,なるべく早く乾燥させる。
・顔料には,朱,紅柄,石黄,黄土,胡粉,墨,洋紅,藍,等。
・樹脂顔料には,12~13色ある。全色必要ではないと思います。
エロー,ブラック,バイオレット,グリーンがあれば良い。