反応性染料の引き染&色差し |
用具と材料 |
精錬 |
地入れ |
反応性染料の作り方 |
ハンノールの引き染・色差し |
色止め |
水元 |
捺染 |
用具と材料 |
木綿・シリアス染料の捺染 |
用具と材料 |
色糊の作り方 |
色糊作り |
・元糊を量る。染料を量る。
・染料をボールに入れ,そこに小量のお湯を加え,粒が完全になくなるまで良く練る。
・お湯をたして,火にかける。
・沸騰寸前までにして,良く溶かす。
・糊の冷えている季節には染液も冷やしてから元糊に加える。( 夏は熱いままでも可)
・ボールに付いている残りの染液を,お湯で洗うようにして元糊に加える。
・全体を良く練って混ぜる。色糊の色は染上がりの色とは,違う。
・はし布に色糊を塗り,試験蒸しをする。
**試験蒸し**
やかん,ビーカー,缶詰の空缶,等小さな入れ物に水を入れ,火にかけて沸騰させて
から針金に,はし布をつるし2~3分蒸す。後,水で洗い乾かしてから色味をみる。
・助剤としてはグリエシンA(染料溶解剤,染着を良くする)トリポリ燐酸ソーダ(捺
染糊の染着安定剤)などがありますが使用しなくてもよいです。
形付け しごき |
・敷糊をする。
**敷糊**
糯粉2カップ程度をお湯を少しずつ加えながら,固まりの無いように良く練り,お湯
を加えゆるく練ってから,火にかける。しゃもじでかき回しながら透明度が増してき
たら火からおろす。大和糊と同じになる。それを板の上に延ばし,ヘラや金敷等で,
凸凹のないように平らに延ばす。乾燥させてから使用する。
・型紙を水に漬ける。
・布を板に貼る。
・形付けは同じ要領。(紗貼りをしませんので型紙の彫り縁をヘラの先などで引っ掛けな
いようにする)
・一色目が乾いてから,二色目を形付ける。
・三色目以下同じ様に型付けていく。
・形付けが全て終ってから,しごきをする。
・しごき
**しごき**
布全体に色糊を塗り,地色を染てしまうことを,しごきと言う。
・しごきは乾燥させず,おがくずを上からかけ,板から布をはがす。
・布をびょうぶだたみにする。
・新聞紙等で包む。
・蒸し器に吊し,40~50分蒸す。
・蒸し上がった後,たっぷりの水で良く振り洗いする。
・水元も前と同様,2~3回水を取り替えながら,洗う。
・脱水後,フィックスへ入れ,脱水して仕上げる。
酸性染料の捺染 |